専ら自分または他人を戒めるときに用いる表現。「頭の程度が知れるからよく考えてからにしろ。」など。
ゲーム機のリセットボタンを押す擬音語。プレイに失敗してリセットしたいときに用いる。発音は「過去」「地図」と同じ。
ボタン全般を押下することを「ポチっとな」と表現することがあるが、リセットボタンについて「ポチっとな」とは言わない。その逆もない。
「ポチっとな」は、アニメ「タイムボカン」シリーズの、悪役「ドロンジョ一味」のメカ担当、「ボヤッキー」の声を演じた八奈見乗児氏がアドリブで行ったことに始まるとされる。
広辞苑によれば、
- ハレルヤ【hallelujah】
- (ヘブライ語で「神を讃めたたえよ」の意)旧約聖書詩篇にある語で、キリスト教会の讃美歌に用いられる。喜悦または感謝を表す。アレルヤ。
広辞苑第四版より
とある。ヘンデルのオラトリオ『メサイア』の同名のコーラスが特に有名。ヤーを讃えよ。和風に言うと南無阿弥陀仏。南無大師返照金剛。
広辞苑によればそれぞれ、
- バビロニア【Babylonia】
- 西アジアのチグリス・ユーフラテス川の下流地方。また、その地方に起った古代帝国。紀元前3千年頃、楔形(くさびがた)文字・天文学・法典など、世界最古の文化の発祥地。
- ブダペスト【Budapest】
- ハンガリー共和国の首都。ドナウ川にまたがり、壮麗な王宮・国会議事堂などの建築物があり、「ドナウの真珠」と呼ばれる。
- ババロア【bavarois】
- 牛乳・卵黄・砂糖・ゼラチン・生クリーム・香料を混ぜ合せ、型に流し込んで冷やし固めた菓子。
- ぶん-べん【分娩】
- 子をうむこと。出産。「無痛―」
広辞苑第四版より (抜粋)
とある。濁音のなかでもバ行音が入っている単語は、他の濁音の単語に比べて重量感があり、この重量感が濁音特有の下品さを打ち消してしまっている。
「普通に」という言葉が隆盛を極めている。多くの場合打消語・否定語を伴って用いられる。例えば:
など。また広辞苑によれば、
- ふ-つう【普通】
- 1.ひろく一般に通ずること。
- 2.どこにでも見受けるようなものであること。なみ。一般。「―の成績」「―に見られる」「―六時に起きる」⇔特別⇔専門。
広辞苑第四版より
とある。
若い人たちが行っている「普通に」は、2.の意味を拡大解釈してさらに皮肉を込めたもののようだ。「常識で考えたら少しばかり注意書きなどがあってもいい状況だけれどもそれがなく、さも当然のように」くらいの意味だろう。
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこヽろなきためいきの
その髪の毛にかヽるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみとぞ
問ひたまふこそこひしけれ
島崎藤村『 若菜集 』より「初恋」
「恋(こひ)」「初め(そめ)」がそれぞれ三語ずつ各連に散りばめられている。「初恋」と題されたこの詩が、「初めし」で始まり「こひしけれ」で終わるところに緻密を感じる。こういった、一見流麗なその中に、計算された均整のとれた美しさのあるものに惹かれる。パッヘルベルのカノン しかりだ。
一部の友人に対して私が頻繁に用いる口癖。「死ぬ可能性があるから寝た方がいいよ。」「手を洗わないと死ぬ可能性がある。」など。「shi」にストレスを置く場合がある。
日常的な行為に対して用い、現実的に死の可能性がある場合には使わない。「死ぬ」という和語と「可能性」という熟語の不釣合い加減が好き。
名古屋方言。強い否定の意思を含んだ反語。「あるはずがない」「できるはずがない」「言えるはずがない」。
可能動詞の未然形に「すか」を接続する。「か」は係助詞。「す」は恐らく丁寧語。身近な相手に敬語を用いることで、意図的に距離を拡げようとしているのだろう。また、「そんなこと」と共に用いられることが多い。
「そんなことあらすか・できすか・言えすか」と言うことで、自分に対する要請を無条件かつ強力に拒否することができる。さらに意味を強めた言い方が「そんなことやっとれすか」。用途は広いが、濫用すると「何もしようとしない人」と思われるので注意。
Charlene の歌う 「 I've Never Been To Me 」について調べていたところ、検索結果に上ったページ「 桃未の館 」(MIDI が鳴るので注意)のコンテンツ「 シャーリーン 」に書かれていた言葉。歌詞の中で繰り返される "I've been to paradise. But I've never been to me." という部分について述べられたもの。
似たような言葉に、相田みつを御大の「しあわせはじぶんの心がきめる」がある。相対的な基準で定義された幸福はいつか破綻する。
五感から受ける刺激のうちの 95% 以上が視覚で、残りの 5% が聴覚・嗅覚・味覚・触覚であるらしい。
重要なのは、視覚からの 95% が無効になったとき、残りの聴覚・嗅覚・味覚・触覚が比率を保ったまま 100% となるのではなく、聴覚が空いた 95% を独占して獲得するということ。
どこかのウェブページで見かけた言葉。「(気分が)落ち着く」「心の波が鎮まる」の洒落た言い方。
活用語の連体形に「アク」を加えて名詞化する語法。例:
簡潔な語感が好い。
「ゲネラルパウゼ」。音楽用語。すべての声部が同時に休むこと。全休止。略記 "G.P." 。
広辞苑によれば、
- こと-ほ・ぐ【寿ぐ・言祝ぐ】
- (上代は清音)ことばで祝福する。
広辞苑第四版より (抜粋)
とある。
「禁じる」というとそれを破りたくなるのが性だ。「禁止」という言葉がその裏に「解禁」を暗に、しかし確かに伴っていることも、禁煙を続けることができない心理的な要因の一つだと思う。
「脱煙」と言い換えることを提案する。
Beach Boys の曲 "Surfer Girl" の歌詞の一節。"Do you love me do you surfer, girl..." と続く。この切ない感じが好い。
同様の表現に、次のようなものがある。
電化製品、特にコンピュータのある機能(あるいはシステムそのもの)が異常を来たして完全に利用できなくなること。「調子が悪い」よりも深刻。「ネットワークがダウンした」など。
「電源を落とす」と言うと、昔の大きなレバーの形をした電源が想起される。実際の作業の手間をいささか誇張した語感が好き。すべてが終わってしまう感じ。柔道で相手を気絶させることも俗に「落とす」と言うから、「無力化する」といった意味があるのだろう。
本来それほど労力を伴わない動詞に、これほどの強大な力を与えた用例は他に多くない。原義は単に「低いところに移動させる」だろう。「落つ」は「乙」につながる。高低の差を有無の差にまで拡大した用法。