拝啓・敬具、前略・匆々、時候の挨拶…。大切なのは、これらの言葉を適した場面で遣えるか否かということではなく、何故これらの言葉を遣うのか、ということだ。言うまでもなく、相手を気遣うためだ。
「前略」は字のごとく「あるべき時候の挨拶を省略しました」という意味なのだから、「前略にて失礼します」「前略お許しください」などと書くべきで、「前略」だけで用いるのは失礼である。