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第九話 瞬間、心、重ねて

前回と同様、絵コンテを担当した樋口真嗣の陽性の持ち味が発揮されたエピソード。第八話よりも、さらに明るく軽快。青春ドラマ仕立てになっている事もあり娯楽性は高く、それゆえ『エヴァンゲリオン』の中では異色作となっている。長谷川眞也の個性的な作画も印象的。

邦題
第九話 瞬間、心、重ねて
英題
EPISODE:9 Both of You, Dance Like You Want to Win!
放映日時
平成7年11月29日
脚本
薩川昭夫
庵野秀明
絵コンテ
樋口真嗣
演出
水島精二
作画監督
長谷川眞也
設定補
前田真宏
ヲギ・ミツム

目次

A パート

Cut 18 Guten Morgen

ドイツ語で「おはよう」の意味。その前の「ヘロウ」はドイツなまりの英語。

Cut 24 読書

レイが読んでいるのは生物学関係、あるいは遺伝子関係の専門書。かなり難しい本で、彼女もその内容を完全に理解しているわけではないらしい。

Cut 50 ブラッドタイプ

未確認物体が使徒かどうか判断する為の基準。波長がブルーの物体は使徒、ということである。リツコが第6の使徒を解析しているシーンのモニターにも、画面の端に「BLOOD TYPE BLUE」と表示されている。

Cut 52 解体中の第5の使徒

第六話で倒された第5の使徒の残骸。第七話の時点よりも、解体作業は進んでいる。

Cut 59 モニター内の目標

アスカが、モニター内のシンジを「言っとくけど……」と脅かすと、それに反応してモニター内のシンジが彼女の方を見てしまう。両者とも、カメラに向かって喋っているはずであるから、よく考えると、この様に視線が合うわけはない……というギャグ。同様の描写は『トップをねらえ!』でも数回ある。

Cut 64 駿河湾

初号機と弐号機が、第7の使徒を迎撃したのは第3新東京市の西南、駿河湾の海岸である。この辺りはセカンドインパクトの影響により海岸線が移動しており、昔の建物が水没したままになっている。初号機がパレットガンを撃つ Cut で、背後にある建物は海の家。

Cut 65 電源装着トレーラー

クレーンで EVA にケーブルを装着、固定する特殊車両。電源車とコンビで使用される。今回、電源車は画面に登場していない。

Cut 68 ソニック・グレイブ

薙刀の様な EVA の武装。今回は弐号機が使用し、第7の使徒を真っ二つにした。その原理はプログレッシブ・ナイフと同じ。

Cut 118 ミサトの公務室

抗議文や被害報告書が山と積まれている部屋は、ネルフ内のミサトの公務室。彼女の机と椅子、来客用の椅子、システム棚しかないこざっぱりした部屋である。

Cut 123 解体中の第5の使徒

作業は夜も続けられている。Cut 52 に比べると、かなり解体が進んでいる。

Cut 131 ミサトの表情

加持が、使徒を倒す作戦を考えてくれたと知ったミサトは、少し嬉しい表情を見せる。それをリツコは見逃さなかった。

Cut 157 格言

一般的には、「男女七歳にして席同じうせず」と言われる(青山注:一般的には、「男女七歳(しちさい)にして席を同じゅうせず」と言われる)。元々は儒教の経書『礼記』の中にある言葉で、席はムシロの意味(青山注:「席」はムシロ、ゴザなどの総称ととらえるのが自然)。古代中国では、同じムシロに座る事は夫婦を意味していた。

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B パート

Cut 208 男のくせに

この話以外でも、アスカはシンジに対して「あんた、男でしょ」といった意味の言葉を何度も言う。「あんた、馬鹿」という発言も多い。彼女の人格について考える上で大事なキーワードなのかもしれない。

Cut 315 特訓の日々

第九話の見どころの一つ。BGM に合わせた Cut 割りとアクションが見事。楽しいシーンである。

Cut 218 隣の部屋

アスカが自分の寝具を持ち込んだのはミサトの部屋。ユニゾン特訓の期間中、ミサトとシンジとアスカは居間で寝起きしていた。

Cut 220 ジェリコの壁

「ジェリコの壁」は、洋画「或る夜の出来事」(1934・米)からの引用。金持ちの家出娘と失業中の新聞記者が、宿の同じ部屋で一夜を過ごす事になり、毛布で仕切りを作り、それを「ジェリコの壁」と呼んだのだ。ちなみに元々の「ジェリコの壁」とは聖書に出てくる城壁の事。アスカは、自分の部屋に入ってくるなと言ったのだが、その彼女の言葉とは裏腹にシャツの胸元が露になり、まるでシンジを挑発するかの様になってしまった。

Cut 235 シンジの驚き

目の前に出現した、アラレもない姿のアスカに驚くシンジ。そして、シンジはアスカの唇に……。『エヴァンゲリオン』で、殆ど唯一の青春もの的ドキドキシーンである。『ふしぎの海のナディア』の「島編」を思い出したファンも多い事だろう。

Cut 249 エレベーターの中

シンジがアスカの唇にドキドキしている時、ネルフでは加持が易々とミサトの唇を奪っていた。両者の対比が面白い。このシーンでミサトは「見てる」と言っているが、これはエレベーター内の監視カメラに見られているという事なのか。加持の腕の中で、エレベーターの階数表示板を見つめるミサトは何を想っているのか。いずれにせよ、意味深長なシーンである。

Cut 264 ラウンジ

ジオ・フロント内、天井ビルの最下階にある。窓の外に光って見えるのは、地上とネルフ本部を繋ぐルートを走る列車。

Cut 275 リツコの表情

ミサトを真面目な顔で見つめるリツコ。己の気持ちに素直になれないミサトを、自分に重ねて見ているのかもしれない。このシーンは、ミサトを見るリツコの、感情の動きが面白い。

Cut 280 強羅絶対防衛線

第3新東京市周辺に設定された防衛線。強羅とは、芦ノ湖の北東に実在する地名。この防衛線は、強羅の周辺のみに設定されているわけではないらしい。

Cut 293 62秒

第九話の見どころの一つ。華麗かつ軽快な戦闘シーン。ドラマ中で62秒の戦闘が、実際にほぼ62秒で描かれているのも秀逸。このシーンでは、画面分割等の手法が使われ、「いかにもロボットアニメ的」な派手な演出となっている。本作ではこの様な描写があるのはこのエピソードのみ。

Cut 340 ポジトロンライフル

弐号機が使っている火器は、第六話で一 Cut だけ登場した EVA 専用ポジトロンライフル。実戦で使われるのはこれが初めて。

Cut 304 電話機

EVA の非常用電話。肩パーツの背面側についている。

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最終改訂日
20111123日 (水) 】
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