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パソコンの買い方

パソコンを新しく買いたい・買い換えたいのだけれど、パソコンショップや電気屋には様々な機種が乱立していて、どれを買ってよいのかさっぱり分からない場合があります。ここでは、パソコン初心者の方がパソコンを購入するにあたって、どういう点を見ればよいのかを述べることにします。なお、この記事は、パソコンのハード面についての初心者の方を対象にしています。ある程度詳しい方にとっては他愛もない記事です。ただし、Excel や Word や PowerPoint はバリバリ使いこなせるがパソコンの中身はまるで分からない、というソフト系の方も、ここでは「初心者」と見なしています(別に恥ずかしいことではありません。ソフトが使えるというのは充分立派なことです)。

以下で述べるパソコン選びのポイントは、家庭で、趣味で使うことを主に想定しています。企業や学校等の組織で大規模なネットワークを構築する場合、ネットワーク管理者の判断に従ってください。用途によって、満たすべきスペックは大きく変わります。

目まぐるしく変化する市場

パソコン市場は、その変化の速さから、Dog Year とも Mouse Year とも呼ばれます。この変化の速い市場では、半年前の高級機種が、現在では普及価格帯機種となり、あっと言う間に「古いパソコン」になってしまいます。しかし、上手に選び、上手に使ってゆけば、ある程度1台のパソコンと長く付き合うことができます。それでは、実際のパソコン選びで、どういう点を見てゆけばよいのかを考えましょう。

パソコンを買って何をしますか?

まず、用途をはっきりさせましょう。パソコンは、その気になればあらゆることができます。新聞記事も、写真集も、音楽CDも、映画のDVDも、自動車や住宅の設計図も、コンピュータが作ります。しかし、規模の大きな仕事をさせようとすると、それに要求されるコンピュータの性能は高くなります。従って、価格も高くなります。が、予算は限られています。私たちが一般の家庭で、ごく普通にパソコンを使おうとするとき、具体的に何をするのかをはっきりさせないと、どういう機種を買えばよいのかという見当をつけることができません。インターネットやメールはできなければ困りますが、映画を作ったり住宅の設計をしたりということは、できなくても困らないでしょう。いま現在あなたの必要としている仕事を過不足なく実行してくれるパソコン、これが、あなたに最も合ったパソコンです。

「大は小を兼ねる」という幻想

多少高いお金を払っても、性能の高いパソコンを買えば安心。…果たしてそうでしょうか。例えば自動車で考えてみましょう。あなたが一人暮らしの会社員で、自動車通勤だとします。会社までは車で30分。休日は自宅で読書か近所でパチンコ、たまにお隣の県へ友達と釣りに出かけます。最高時速300Km/hを超えるスポーツカーを買う必要がありますか? あるいは、50人を収容できるバスを買う必要がありますか? どちらも「高性能」ですが、あなたにとっては無駄な性能です。本体価格も維持費も無駄にかかりますし、どうせ10年も使えません。結婚して子どもが2人いても、軽自動車か5人乗りの普通車で充分でしょう。また、滅多に高速道路を使わないのに ETC を導入するのも、あまり意味がないと言えるかも知れません。要件を過不足なく満たすものを選ぶ。「過不足なく」というのが重要です。ひと昔前までは「大きいことはいいことだ」の法則がパソコンにも当てはまったのですが、最近は「大きすぎると人と地球に優しくない」というのが現状でしょう。

パソコンの用途は実は限られている

いろいろなことができるパソコンですが、一般的には、次のことがひと通りできれば、必要にして充分でしょう。

およそ処理が複雑な順に並べてみました。これらよりも高度なことももちろんできるのですが、これよりも上は、より専門的な技能が必要であるため、たとえパソコンの能力があっても、それを使う人間の側に相応の技能がなければ、結局実現できません。そして、2005年6月現在、これらのことを実行するのに、パソコンの能力は充分なレベルにあります。低価格なモデル(10万円を切るようなモデル)でも、問題なくこれらの作業を実行できます。パソコンの能力がかなり成熟している現在、もはやネックになるのは、機械の限界ではなく人間の限界です。例えば、ちょっと詳しいパソコン雑誌では、あるパソコンの性能を測るために、「ウィンドウを20個開いても大丈夫だった」などとしていますが、ウィンドウを20個も開いて全て使うようなことは人間業ではありません。実際の使用場面をよくイメージしましょう。

デスクトップ? ノート? メーカー製? それとも自作?

パソコンには、大きく分けて、デスクトップ型・ノートブック型の2種類があり、デスクトップに関しては、メーカー製と自作という2種類の選択肢があります。それぞれの長所と短所を考えます。

デスクトップ

長所
画面やキーボードが大きいため、操作しやすい
同程度の性能のノート型に比べて安価
パーツの交換・追加が容易(ただし要PCに詳しい知人)
短所
場所を取る・配線が見苦しい
電気代がノート型よりもかかる傾向にある
持ち運べない

短所のうち、「場所を取る」「配線が見苦しい」は、うまくすれば解消できる問題です(「気にしない」という解決法もあります)。また、電気代についても、あくまでもノート型との比較の話であり、即座に家計を圧迫するようなものではありません。ただし、「持ち運べない」というのは、デスクトップ型の最大にして致命的な欠点です。一箇所に固定して利用するのでない運用方法を考えている場合、消去法で必然的にノート型を選ぶことになります。

ノートブック

長所
持ち運びができる
場所を取らない
電気代がデスクトップ型よりもかからない
短所
同程度の性能のデスクトップ型に比べて高価
画面やキーボードが小さいため、操作しづらい
パーツの交換・追加が困難(個人レベルではデスクトップほど自由度がない)

ノート型は、「小型である」ことも価格に反映されているため、そうでないデスクトップよりも高価です。また、小型化のためにさまざまなパーツがその機種固有の形状をしており、パーツの交換や追加が困難です。特に修理をする場合、メーカーに依頼するしか方法がなく、この代金がなかなかのものです。しかし、デスクトップとは逆に、「持ち運べる」というのは、ノートならではの利点です。

メーカー製

長所
デザインがそれっぽい(メーカーのセンスがいい場合)
サポートがある
お金さえ払えば大抵のトラブルは解決してくれる
同程度の性能で自作するよりも安価
短所
勝手に分解すると保証が無効になる
サポートがことごとく有料で、技術料も高価
電話によるサポートの場合、受付時間帯が限られている場合がある
不要な機能がついており、それが全体の速度を低下させている

メーカー製の実質的な利点は「サポートがある」という点です。なので、メーカー製のパソコンを買う場合、「サポートに電話がつながりやすいか」「サポートの対応は親切か」などの点をあらかじめ確認しておく必要があるでしょう。パソコンに詳しい知人が周囲にいない場合や、いるけれども関わりたくない場合には、メーカー製を買うとよいでしょう。

自作

長所
必要な機能だけに絞った構成ができる
無駄な機能に出費をすることがない
パーツの使い回しができる
トラブルがあった場合、原因を特定しやすい
勉強になる(自分で組み立てた場合・組み立ての過程を見学した場合)
短所
デザインが…(作った人のセンス(ポリシー)がアレな場合)
パソコンに詳しい知人が周囲にいなければならない
その人のパソコンに対する熱い想いに耳を傾けなければならない
ゼロから自作する場合、メーカー製に比べて高価

最大の問題は、「PCに詳しい人が必要」ということです。その人と良好な人間関係が保てるのであれば、自作してもらうのがよいでしょう。トラブルが起こる度に相談することになるので、よく考えましょう。

まとめ

現在の自分の目的を過不足なく実現する機種を選んでください。「現在の」という点と、「過不足なく」という点に留意してください。「将来的にこんなこともできるように高性能なものを…」と思いがちですが、そのときにはどうせまたもう一台買う羽目になりますので、先のことは考えないようにしましょう。それよりも、本当に必要な機能に必要なだけ予算を割いたものを探しましょう。ショップの店員の口車に乗せられないように注意してください。さしあたり、「その時点で8〜14万円で買えるもの」を選んでおけば、よほど激しい技術革新が起こらない限り、向こう3年は何とかなるでしょう。


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最終改訂日
20111123日 (水) 】
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