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Windows XP の動作を軽快に(軽量化・高速化)したい

Windows XP は、軽快に動作するよう設計されていますが、システムのスペックに合わせて、若干の手直しをした方がよい場合があります。こうすることで、体感速度をかなり向上させ、かつ、システムリソースの浪費も低く抑えることができます。Windows XP の軽量化・高速化・最適化の一助となるであろういくつかの点を、次に示します。理解でき、覚悟のある人のみ、変更を行うようにしてください。また、すべての変更は、名実ともに管理者権限で行うようにしてください。

このリソースの状態
2014-05-04:第十版 「Windows XP サポート終了に伴う注意事項」を追記
2011-05-28:第九版 Windows 7を高速応答仕様にするレジストリファイルを公開
2011-05-07:第八版 「方針」を追記
2011-04-24:第七版 Windows 2000について追記
2011-02-08:第六版 7 について追記・XPSP3 にて問題がないことを確認
2009-10-28:第五版 Vista の高速化の Tips を追記
2008-04-08:第四版 「特記事項」を追記
2007-02-28:第三版 マウスポインタのデザイン変更の項を追記
2004-10-31:第二版 Service Pack 2 環境で致命的な問題がないことを確認(改訂なし)
2004-09-06:第二版 Service Pack 2 未対応
2004-07-30:初版

Windows XP サポート終了に伴う注意事項

2014年4月、Micorosoft による Windows XP のサポートは完全に終了しました。このため、XP で動作している PC を、インターネットに接続して使用することは、当サイトとしても推奨しません。XP は動作の安定性や、要求ハードウェアの観点から、まだまだ優れた面を残す OS には違いないので、セカンドマシン・サードマシン…等、ローカルネットワーク上またはスタンドアローン環境としての運用に切り替えることを提案します。

方針

特記事項

Windows XP の後継となる(はずの) Vista のリリース、また本稿の初版からかなりの時間が経過していることもあり、この記事の内容のいくつかは現状にそぐわない部分を含む可能性があります。以降箇条書で列挙する事柄が、本稿の高速化の説明と競合(矛盾)する場合、この箇条書の項目を優先するのが妥当であるとお考えください。また、本稿は飽くまでも青山にとって軽快であると感ぜられる、というものであって、人によっては使いづらくなる変更もあるかと思います。ご自身の使用環境を鑑みられたうえでの設定変更をお願い申し上げます。特に、なんかよく分からないけど一応やっとくか…。」のようなスタンスで設定を変更されることはお奨めしません。

Windows Vista/7の高速化についての私見

Vista/7 をインストールできる PC は、それなりにスペックが高いことが予想されますので、次の設定変更だけで充分な効果が得られるでしょう。この変更で青山の PC は至極快適に動作しています。

クリーンインストールするときは

設定を行う前に。OS をクリーンインストールする場合、intel は、次の順序でセットアップすることを推奨しています。順序を守らないと、パフォーマンスに最大で約200%の差が生じる場合があるようです。

  1. Windows
  2. Service Pack および Hotfix
  3. チップセットドライバ
  4. DirectX
  5. グラフィックドライバ
  6. intel Application Accelerator
  7. 各種デバイスドライバ

AMD の場合も、考え方は同じです。適用した Service Pack および Hotfix にプロセッサドライバが含まれていない場合、チップセットドライバをインストールする直前の段階でプロセッサドライバをインストールしてください。

ただし、Application Accelerator は気休め。なお、グラフィックドライバについては、RADEON や GeForce などを利用する場合、それらのセットアッププログラムが.NET Framework 等を要求することがあります。その場合、デバイスマネージャからグラフィックドライバのみを手動でインストールすることで、この順序を崩さずにセットアップを続行できます。

描画関連の無駄を省略する

まずは GUI の設定を詰めます。

デスクトップに何も置かない

マイコンピュータとマイドキュメントとごみ箱以外は置かないのが理想です。デスクトップは、起動時に都度読み込まれるため、ここに多くのファイルがあればあるほど、起動が遅くなるのはもちろん、デスクトップが表示されるたびに重い処理が必要になり、システムのパフォーマンスを大幅に低下させます(CPU のキャッシュからアイコンファイルがクリアされている場合。アイコン・壁紙・フォントだけで CPU のキャッシュはほぼ食い潰されます。メインメモリ(VRAM が存在する場合は VRAM)からもクリアされていると HDD へのアクセスが発生し、最悪の展開となります)。デスクトップは使っても1列まで、と心に刻んでおきましょう。

クラシック表示に切り替える

エクスプローラを起動し、「ツール」から「フォルダオプション」を開き、「全般」タブの「作業」領域で、「従来の Windows フォルダを使う」のラジオボタンを有効にします(図1)。フォルダ・ファイルの一覧表示が以前のバージョンの Windows のような画面になり、システムへの負荷が軽減されます。また、「表示」タブの「詳細設定」領域の中ほどにある、「ファイルとフォルダの表示」項目は、「すべてのファイルとフォルダを表示する」のラジオボタンを有効にします(図2)。この変更でも、若干システムへの負荷が軽減されます。

次に、デスクトップの何もないところで右クリックし、「プロパティ」をクリックします。表示される「画面のプロパティ」ウィンドウの「テーマ」タブの、「テーマ」領域のプルダウンメニューから、「Windows クラシック」を選択し、適用します(図3)。LUNA インターフェイスを廃することにより、システムへの負荷を軽減することができます。また、「デザイン」タブの「詳細設定」ボタンから「デザインの詳細」を呼び出し、「アクティブ タイトル バー」「非アクティブ タイトル バー」の「色 1」と「色 2」を同じ色にします(図4)。グラデーション処理を廃することで、システムへの負荷を軽減できます。

システムフォントの軽量化

ウィンドウに使用されるシステムフォントは、デフォルトでは MS UI Gothic(9ポイント)ですが、ベクトルフォントでなくビットマップフォントを使用すると、描画速度がかなり向上します。Terminal フォントを指定することにより、パフォーマンスの向上が見込めます。

デスクトップの何もないところで右クリックし、「デザイン」タブの「詳細設定」ボタンをクリックします。表示される「デザインの詳細」ウィンドウで、「アクティブ タイトル バー」「メッセージ ボックス」「メニュー」の各部分のフォントを、「Terminal」とし、サイズに 10 ポイントを指定してください(図4)。フォントの展開が速くなります。

参考までに、私が常用しているテーマ(ここまでに述べてきたテーマ関連の設定を適用したもの)をアップロードしておきます。気に入らなければ、デフォルトのスタイルを上書きしてください。

スタートボタン・タスクバーの軽量化

スタートボタンを右クリックし、「プロパティ」をクリック、「カスタマイズ」ボタンをクリックします。「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」ウィンドウが表示されるので、「詳細設定」タブの「[スタート]メニューの設定」領域にある「新しくインストールされたプログラムを強調表示する」というチェックボックスを無効にします。さらに、[スタート]メニュー領域で、必要でない機能へのショートカットアイコンを表示しないようにします。また、「最近使ったファイル」領域にある「最近開いたドキュメントを一覧表示する」というチェックボックスを無効にします(図5)。スタートボタンの反応速度・一覧性が向上します。

上のウィンドウの「タスクバー」タブに切り替え、「通知領域」フィールドの「アクティブでないインジケータを隠す」というチェックボックスを無効にします(図6)。インジケータが大量に表示される場合、それぞれのインジケータをスタートアップ時に読み込まないよう、各種設定を行ってください。これらの設定で、スタートボタンとタスクバーがシステムにかける負担を軽減することができます。

フォントキャッシュファイルを固定する

Windows は英語環境で使用されることを前提としており、文字表示の効率を高めるために、フォントキャッシュを作成します。が、これは文字数が大文字・小文字を合わせても50字程度の英語環境では有効ですが、2000字を超える文字を扱う日本語環境では、キャッシュファイルの肥大化を招くだけです。フォントキャッシュは読み取り専用にして、肥大化を防ぐとよいでしょう。

エクスプローラから、Windows がインストールされているドライブの WINDOWS\system32\ フォルダを開き、ここの「FNTCACHE.DAT」というファイルを右クリック、「プロパティ」をクリックします。「全般」タブの「属性」領域の、「読み取り専用」チェックボックスを有効にします(図7)。起動時の処理が速くなり、フォントの破損もある程度防げます。

無駄な視覚効果を排除する

マイコンピュータを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。表示される「システムのプロパティ」ウィンドウの「詳細設定」タブの、「パフォーマンス」領域の「設定」ボタンをクリックします。「パフォーマンスオプション」ウィンドウが表示されるので、「視覚効果」タブで「パフォーマンスを優先する」のラジオボタンを有効にします(図8)。全てのチェックボックスのチェックが外れます。この状態にすることで、パフォーマンスを最大限に優先することができます。ただし、「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」のチェックボックスのみ有効にすることで、フォントのアンチエイリアスを有効にできます。パフォーマンスは若干低下しますが、眼への負担を軽減することができるので、この項目は有効にしておくのがよいでしょう。無効にすることで、特にパフォーマンスを向上させることができる項目に、次のようなものがあります。

さらに、「画面のプロパティ」(デスクトップの何もないところで右クリックをして「プロパティ」をクリックすると表示されます)から「デザイン」タブを開き、「効果」ボタンを押すことで設定できる項目も設定しておきましょう。表示される「効果」ウィンドウの、すべてのチェックボックスを無効にします。特に、「次のアニメーション効果をメニューとヒントに使用する」と「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェックボックスを無効にすることで、かなりのリソースを確保することができます。なお、「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」チェックボックスは、「Clear Type」を指定して有効にしておくとよいでしょう(図9)。上の設定で「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」を有効にした場合、この項目も併せて有効にしておく必要があります。

Internet Explorer の軽量化

Internet Explorer の各種設定を詰めることにより、軽量化します。ウェブブラウザはいろいろありますが、結局のところ、デフォルトブラウザを利用しておくのが何かと気楽です。セキュリティ対策を怠らなければ、Internet Explorer は、充分実用に耐えるブラウザと言えるでしょう。Netscape は重く、Opera はよく落ち、IE コンポーネントブラウザは画面が煩雑すぎます。

ナビゲーションバーの取捨選択

「表示」から「ツールバー」を選択し、「標準のボタン」「アドレスバー」「ツールバーを固定する」にのみチェックを入れ、これ以外の項目のチェックは外します(図10)。

次に、「表示」から「ツールバー」を選択し、「ユーザー設定」をクリックします。「ツールバーの変更」ウィンドウが開くので、必要に応じて、ボタン類のカスタマイズを行ってください。「戻る」「進む」「中止」「更新」「ホーム」「お気に入り」「履歴」のみを表示、これ以外のボタンは非表示とし、「テキストのオプション」で「いくつかのボタン名を右側に表示する」を選択しておけばよいでしょう(図11)。

インターネットオプションの設定

「ツール」から「インターネットオプション」をクリックすることで、種々の項目を設定可能です。

「全般」タブ

「全般」タブの、「ホームページ」領域では、ブラウザが起動したときに最初に表示されるページを指定できます。メーカー製のコンピュータの場合、そのメーカーのウェブサイト、あるいはプロバイダのウェブサイトであり、クリーンインストール直後の自作パソコンでは MSN のウェブサイトが設定されていますが、不要な画像がふんだんに使われているため、体感速度を大幅に低下させています。YahooGoogle あたりを指定しておけば、速度も利便性も格段に向上します。私は、手前味噌ですが 本サイトのページ「検索・翻訳」 をホームページに設定しています(図12)。

「インターネット一時ファイル」領域では、一度閲覧したページをローカルに保存し、二度目以降の閲覧の効率を高める機能についての設定を行えます。しかし、使用するディスク容量がとんでもない大容量に指定されている場合が多いため、ディスクを圧迫します。50MB もあれば十分なので、指定し直すとよいでしょう。「設定」ボタンをクリックし、「インターネット一時ファイルのフォルダ」領域の「使用するディスク領域」という項目のスライダをスライドさせるか、容量を直接数値で入力することで指定できます(図13)。

「プログラム」タブ

「プログラム」タブの「Internet Explorer の起動時に、通常使用するブラウザを確認する」というチェックボックスを無効にします(図14)。ブラウザの起動のたびにチェックが入るのを防げます。

システム音源ファイルを軽量化する

起動時・ログオン時・ログオフ時・終了時・クリック時・エラー発生時等、各種の場面で Windwos は音を鳴らしますが、これらは無駄に高音質です。聞こえさえすればよいので、ファイルサイズの小さなものに置き換えるとよいでしょう。もちろん、すべての音を無効にするのが、負担を最も軽減する方法です。スピーカの電源を切っただけではシステムへの負担に対して無関係なので注意してください。

例えば、起動時に再生される「Windows XP Startup.wav」というファイルは、実に 400KB を超える巨大なファイルです。その他、ほとんどの音源が、「22KHz・16bit・ステレオ」という、CD 並みの高音質でサンプリングされているので、「11KHz・8bit・モノラル」にサンプリングし直します。サンプリングし直したファイルを、Windows がインストールされているドライブの WINDOWS\Media\ フォルダに上書きします(図15)。私がサンプリングした音声ファイルをアップロードしておきますので、リサンプリングが面倒な場合はご利用ください。ただし音質はデフォルトよりも低くなります。書き戻す場合に備え、デフォルトの音声ファイルをバックアップしておいてください。

ページングファイルを固定する

Windows は、デフォルトではページングファイル(以前は「スワップファイル」と呼んでいました)のサイズが可変です。これを適当なサイズに固定することで、ディスクスワップをある程度回避することができます。また、ディスクの断片化も防止できます。物理メモリとページングファイルの合計サイズが、500〜700MB程度になるように設定しておけばよいでしょう。物理メモリ量は、マイコンピュータのプロパティの「全般」タブで確認できます(図16)。概ね 128・256・512・1024MB のうちのいずれかの量であるはずです。

マイコンピュータを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。表示される「システムのプロパティ」ウィンドウの「詳細設定」タブの、「パフォーマンス」領域の「設定」ボタンをクリックします。「パフォーマンスオプション」ウィンドウが表示されるので、「詳細設定」タブの「仮想メモリ」領域で、「変更」ボタンをクリックします。表示される「仮想メモリ」ウィンドウで、ページングファイルを固定したいドライブを選択し、「カスタム サイズ」のラジオボタンを有効にし、「初期サイズ」と「最大サイズ」に同じ値を入力し、「設定」ボタンを押し、「OK」を押します(図17)。再起動を促すメッセージが表示されるはずなので、再起動してください。

ページングファイルの最適値については様々な意見があります。ある人は「物理メモリとページングファイルの合計が500〜700MB程度」と言い、ある人は「ページングファイルは物理メモリの1.5倍」と言い、ある人は「システム推奨最大値で固定すべき」と言い、ある人は「物理メモリが512MB以上あるのなら、ページングファイルは必要ない」と言います。また、Microsoft の推奨値は、物理メモリ+12MB です。実際のところ、よく分かりません。

物理的に複数台のディスクドライブが実装されている場合、Windows がインストールされているドライブでないドライブにページングファイルを割り当てると、さらにパフォーマンスが向上します。ディスクドライブをパーティション分割して複数台としている場合には、Windows がインストールされているドライブでないドライブにページングファイルを割り当てても、あまり意味がありません。

この設定を行う前に、一旦ページングファイルを使用しない設定にして再起動し、ディスクデフラグを行った後でページングファイルのサイズを指定することにより、ページングファイルによるディスクの断片化を最小限にとどめることができます。

Adobe Reader の起動の高速化

OS ではありませんが、Adobe Reader(旧名:Adobe Acrobat Reader) の起動を高速化することができます。「Adobe Reader SpeedUp」というソフトウェアを利用します(サードパーティ製・英語)。Adobe Reader は、起動時に多くのプラグインを読み込み、これが起動時間を長くしています。起動時に読み込むプラグインの数を制限することにより、Adobe Reader の高速起動が可能になります。

TNK-BootBlock.co.ukAdobe Reader SpeedUp ダウンロードページ から、Adobe Reader SpeedUp をダウンロードし、画面の指示に従ってインストールし、実行してください。設定は「recommended(推奨)」という項目があるので、これを利用すれば良いでしょう(図18)。Adobe Reader の起動時間が半分以下に短縮されます。

「窓の手」を利用してレジストリを安全に編集してみる

「窓の手」という、レジストリ編集ソフトウェアを利用することで、レジストリエディタを起動することなく容易にレジストリの編集を行うことができます。レジストリを編集することで、Windows の挙動をより詳細に設定することができます。同ソフトウェアで設定できる項目は多数ありますが、そのうちの基礎的なものを以下に示します。「窓の手」をインストールしていない場合は、「窓の手」公式サイト よりダウンロードし、インストールされるとよいでしょう。以下の記述は、本稿執筆時点(2004年7月30日)で最新版の、「窓の手 2004 for Windows」についてのものです。バージョンの違いにより、若干の相違があるかも知れないことを、あらかじめご承知おきください。

メモリ関連の高速化

「窓の手」を起動したら、「パフォーマンス」タブを開き、「カーネルを常に物理メモリに配置」というチェックボックスを有効にしてください(図19)。なお、この設定は、「窓の手」にもあるように、物理メモリ量が 256MB 以上の環境で行うようにしてください。

この項目は、レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\ に存在する DWORD 値、DisablePagingExecutive を直接編集することでも設定できます(図20)。カーネルを物理メモリに配置する場合は16進数で1を、配置しない場合は16進数で0を、それぞれ指定してください。

次に、「ファイルキャッシュサイズ」フィールドで、「Windowsに設定をまかせる」のチェックボックスを無効にし、「サイズ」フィールドに「4」を指定します(図19)。設定が終了したら、「設定反映」ボタンをクリックしてください。再起動を促すダイアログが表示されますので、再起動する場合は再起動し、続いて設定を変更する場合は、「窓の手」に戻ってください。一連の設定変更が終了したら、システムを再起動してください。

この項目は、レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\ に存在する DWORD 値、IoPageLockLimit を直接編集することでも設定できます(図20)。4MB に指定する場合、10進数で4194304(= 1*1024*1024*4 bytes、規定値は 512KB = 524288)を指定してください。

インターネット接続の高速化

「ie (2)」タブを開き、「1つのサーバーに同時に張れるコネクション数の上限」フィールドで、HTTP 1.1・1.0 サーバー共に、8〜32くらいの数値(整数)を指定してください(図21)。インターネットへの接続効率が高まります。

この項目は、レジストリの HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ に存在する DWORD 値、MaxConnectionsPer1_0Server および MaxConnectionsPerServer を直接編集することでも設定できます(図22)。それぞれ、10進数で16程度の値を指定すればよいでしょう。

スタートメニュー表示速度の高速化

「スタートパネル」タブを開き、「スタートメニューの表示速度」フィールドのスライダを、好みの速さに設定されるあたりまでスライドさせてください(図23)。最速にすると、逆に使いにくくなるかも知れません。

この項目は、レジストリの HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\ に存在する文字列値、MenuShowDelay を直接編集することでも設定できます(図24)。値のデータを 0 から 65535 の間で指定してください。0 が最も速く、65535 が最も遅い設定です。私の設定は 48。ただし、0 に設定すると不具合が発生する場合があるようなので、1 から 65535 の間で指定するようにするとよいでしょう。

新規作成メニューの軽量化

「新規作成」タブを開き、「テキストドキュメント」以外の項目を、すべて削除してください(図25)。右クリックメニューの「新規作成」が簡素になります(図26)。

この項目は、レジストリの HKEY_CLASSES_ROOT\[当該の拡張子]\ に存在するキー、ShellNew を直接編集することでも設定できます。削除したい拡張子がある場合、その拡張子のキー ShellNew ごと削除してください。ただし、レジストリエディタからの直接編集 による復旧は面倒(図27)であるため、「窓の手」から削除することをお薦めします。

「閉じる」ボタンなどをクリックしやすくする

画面を有効に活用するために高い解像度を適用すると、「最小化」「最大化」「閉じる」などのボタンは相対的に小さく描画され、クリックしづらくなってしまいます。ボタンの大きさを変更して、クリックしやすくすることができます。

レジストリエディタを起動し、HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics\ を開きます。ここに存在する CaptionWidth の値の変更により、ボタンの横幅を変更することができます(図28)。-380 程度の値を推奨します(初期値は -270)。再起動後、ボタンが大きく表示され、クリックしやすくなります(図29)。

CaptionHeight の値の変更により、ボタンの高さを変更できますが、高さを変更すると画面が圧迫されてしまうため、推奨しません。

フォルダへの最終アクセス日時の記録を停止する

ディスクのファイルシステムが NTFS である場合、フォルダへの最終アクセス日時の記録機能を停止させることにより、ディスクアクセス速度が向上します(この設定を行っても、ファイルへの最終アクセスは正しく記録されます)。

レジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrnetControlSet\Control\FileSystem\ を開きます。ここに DWORD 値 NtfsDisableLastAccessUpdate を新規作成し、16進数で値を 1 とします(図30)。

ファイルシステムが FAT の場合、この設定は無意味です。ディスクアクセス速度だけを見れば、NTFS よりも FAT の方が 20% ほど高速です。

Windows MessengerとOutlook Expressの連携を解除する

Outlook Express を起動すると、自動的に Windows Messenger が起動しますが、この連携を解除することにより、高速化が期待できます。

レジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Outlook Express\ を開きます。ここに DWORD 値 Hide Messenger を新規作成し、16進数で値を 2 とします(図31)。

ワトソン博士を停止する

エラー発生時に活動するサービス「ワトソン博士」は、もはや意味をなさなくなっているので停止させます。お疲れ様でした。

レジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug\ を開きます。ここに存在する文字列値 Auto の値を、16進数で 0 とします(図32)。

DLL をメモリから解放する

アプリケーション本体とは別に読み込まれる DLL ファイルは、アプリケーション終了後もしばらく物理メモリに保持されます。これを常に解放する設定にすることにより、物理メモリの圧迫を防ぎます。

レジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\ を開きます。ここに DWORD 値 AlwaysUnloadDLL を新規作成し、16進数で値を 1 とします(図33)。

マウスポインタのデザインを変更して発見しやすくする

マウスポインタのデザインを変更することにより、マウスポインタを発見しやすくします。こうすることにより、断続的なオペレーションの際のタイムロスを最小に留めることが可能になります。デフォルトでは白を基調としたデザインが採用されていますが、これを黒を基調としたデザインのポインタに変更します。

コントロールパネルから「マウス」を呼び出し、マウスのプロパティを表示させます。「ポインタ」タブの「デザイン」領域から、「Windows 黒 (システム設定)」を選択し、適用します。

CPUの二次キャッシュを正しく認識させる

Windows XP は、デフォルトでは CPU の二次キャッシュのサイズを 256KB と認識(仮定)しますが、Celeron プロセッサではこれよりも二次キャッシュは少なく、Pentium 3・4プロセッサでは、逆に 512KB〜1MB といった多くの二次キャッシュを搭載しているため、Windows に正しい値を認識させることにより、処理効率を高めることができます。

レジストリエディタを起動し、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\ を開きます。ここに存在する SecondLevelDataCache の値を、使用している CPU の二次キャッシュの値(KB単位)とします(図20)。10進数で入力し、必ず「表記」フィールドで「10進」のラジオボタンを選択してください。その後、レジストリエディタを終了し、Windows を再起動してください。CPU の二次キャッシュが正しく認識された状態で起動するはずです。

CPU の二次キャッシュの値の判別には、「WCPUID」というソフトウェアを使用すると便利です。ダウンロードサイトは次の通りです。

CPUをクロックアップする

危険ではありますが、即効性において他のどの手段より勝ります。実例を挙げると、intel 865G + Northwood Celeron 2.4GHz (100*24) + PC2100 DDR 512MB で、FSB 125MHz 駆動(3GHz)は余裕でした(冷却は CPU 付属のリテールファンのみ。ケースファンなし)。アイドル時の CPU 温度は約30度であり、ピーク時は一般に10度上昇するので、推定40度ということになります。CPU は70度を超えると危険ですが、このレベルなら問題ないと言えそうです。ただし、クロックアップの際は CPU のクロックだけを単体で引き上げるようにしてください。メモリやグラフィックのクロックも連動して引き上げると、まずいことになります。また、見落としがちなのがチップセットの発熱です。特にサウスブリッジが焼けないよう、注意してください。「指先で10秒以上触っていられれば60度以下と考えてよい」と、以前にどこかの雑誌の記事で読みました。ともかく、自己責任でお願いします。

なお、物理メモリのスペック表記は二通り存在しますが、「PC」表記と「DDR」表記は次のような対応関係にあります(モジュールの規格とチップの規格の違いですが実質的に同じものを指します)。

PC 表記 DDR 表記
PC2100 DDR266
PC2700 DDR333
PC3200 DDR400

参考

Windows XP の高速化については、次のウェブサイト・ウェブページが参考になります。併せて参照してください。

Windows XP の高速化を行うソフトウェアに、次のようなものがあります。併せて参考にしてください。

このページで紹介したレジストリの編集作業を、登録エントリにしたものを用意しました。分かる人はご利用ください。拡張子を .txt から .reg に書き換えてご使用ください。レジストリに登録する前に、必ずファイルをテキストエディタで開き、中身を確認してください。

あるいは、登録エントリの内容そのものを設定に応じて出力する、次のようなスクリプトもあります。分かる人はご利用ください。


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